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☆ノートパソコンの液晶開閉ヒンジ部の破損

 

ノートパソコンのトラブルあるあるともいえる症状ですが、はっきり言ってこれは故障でも不良でもなく、ほとんどの場合「ユーザーの取り扱い方の悪さによる破損」です。

まあ、中には本当にヒンジ部の造りが悪くて壊れちゃう場合もあるかもしれませんが、まずほとんどの場合は上記理由です。

 

その取り扱い方の悪さとは・・・

 

「片手で液晶の右端または左端を持っての開閉動作」

です。

 

自分は絶対にそんなことしていないにも関わらず壊れたぞっ!っていう人がいたらごめんなさい。

それは素直に謝ります。

 

でも、みなさん心当たりありませんか?

ていうか、開ける時は真ん中から開けるのに、閉じる時には片側だけちょこんと指を当てて閉めたりしてませんか?

 

もちろん、ヒンジ部分が何回も開け閉めされることによって劣化したり、締め付けがきつくなったり、埃などが固着したりして固くなってしまうというのもあります。

でも、そんな状態になった時の開閉動作こそ大事なんです。

 

普通のドアのようにただ単に開け閉めするだけのヒンジ(蝶番)であれば問題ないかもしれません。

でもノートパソコンのヒンジって、あんなに小さな部品なのに「スムーズに開け閉めできる機能」に加えて、「自由な位置で途中で止めることができる機能」と「そのまま液晶部の重さを支えたまま止まり続ける機能」がミックスされているんです。

左右のヒンジに不均等に力が加わることでヒンジを固定している部分に無理な力が加わって壊れちゃうんです。 

 

「普通のドアだって途中で止まるヤツあるじゃないか」と言われるかもしれませんが、もしそれが普通のドア(2個か3個の蝶番だけで固定されているドア)で風が吹いたりしても動かないのであれば、それは「止められる」んじゃなくて「劣化してスムーズに動かなくなって引っかかってる」だけだと思います。

確かにストッパー機能の付いているドアもありますが、よーく見てください。

ドアの上部に「ドアクローザー」という装置が付いていませんか?

本来の「ドアクローザー」の役割は、ドアを引きつけて自動的に閉まるようにする装置です。

ですが、「ドアクローザー」の関節部の締め付けをきつくすることでスムーズに動かなくして途中で止めることができるようになります。

また、全開にした時にその位置で止まるのは、「ドアクロージャー」に全開時に働くロック機能が付いているからです。

(全開にする時、または全開状態から閉める時にちょっとだけ「カクンッ」とかっていう手応えありますよね?それです。)

 

 

前置きが長くなりましたが、そのヒンジ部の破損修理が年が開けてから立て続けに2件ありました。

2件ともお持ち込みいただいた機種は、まあ古いと言えば古いですが、個人的には「そんなに古くもないよなー」ってモデルでした。

(富士通2013年10月発売モデルとASUS2014年11月発売モデル)

 

メーカー修理に出すとほぼ液晶部全取っ替え修理になるので、液晶割れとかと同じ修理代が請求されます。

メーカー・機種によりますがほとんどの場合5万円を超えます。

 

壊れ方にもよりますが、たいていはヒンジを固定している土台部分の樹脂が、加わった力に耐えられずに割れてしまっている事が多いです。

樹脂ですので経年劣化で脆くなってくるのは仕方のないことですので、これについてメーカーに文句を言うのはお門違いです。

そりゃ単なる悪質クレーマーってやつです。

 

みんなが薄くて・軽くて・安い物を作らないと買ってくれないんですから、メーカーさんも知恵を絞ってその素材を使ってるんですから。

(金属製のドアみたいに、デカくて・ゴツくて・重くて・高くてもよければ、メーカーさんもきっと頑丈な物を・・・・・・)

 

本題に戻ります。

で、このヒンジの部分。

 

安く早く修理するには、ドリルで穴を開けちゃいます。

 

ヒンジ固定部のネジ穴に合わせて、天板まで貫通させてそのまま長めのネジで留めちゃいます。

ヒンジ部・天板部の構造や、破損状況によってはこの方法が使えない場合もありますが、ほとんどのノートパソコンはこれで直せます。

 

よほど特殊な構造の機種でない限り、

 

税込7,000円~12,000円で修理いたします。

 

ヒンジそのものが壊れている場合にはこの方法は使えませんが、ヒンジ部品が入手できる機種であれば、ヒンジ部品を取り寄せての修理も可能です。

ベース部が無事であれば「ヒンジ交換工賃8,640円+ヒンジ部品代(普通は4千円もしないです)」で、ベース部も破損している場合であれば上記修理と併用して「ヒンジ交換工賃(半額)4,320円+ヒンジ部品代+貫通ネジ留め工賃」で修理いたします。

 

当然ながら、メーカーの認めない改造を伴う修理になりますので、万が一メーカー修理保証が残っている場合でも、修理後はたとえヒンジ以外の部分が故障したとしてもメーカーの保証は受けられなくなります。

 

 

あと、メーカーさんのためにもう一回書いておきます。

しつこいようですが、メーカー保証が残っている場合でも、ヒンジ部の破損は「故障」ではありませんので有償修理になります。

くれぐれもメーカーさんにイチャモンをつけたりしないでください。

メーカーのコールセンターのオペレーターさんは製造した人でも・設計した人でも・技術者でもありません。

たいていは皆さんと同じ普通の方が、お仕事として電話に出て受付業務をしていらっしゃるだけです。

 

 

 

最後に。

もうおわかりだと思いますが、正しい液晶部の開閉の仕方を書いておきます。

 

「真ん中を持って開け閉めをする」だけです。

 

角度を調整する時も含みます。

また、閉める時に関しては左右両端を持って閉めるのもありです。

とにかく、なるべく左右均等に力が加わるようにするだけでよいのです。 

 

 

 

 

 

東芝の小型デスクトップパソコンとスリムタイプパソコンを中心に、DELLのCore i7搭載パソコンやNECのMateシリーズなどを追加しました。
オンラインショップの登録をして1ヶ月ちょっとですが、商品の登録はポチポチと手入力でやってます。

なので、まだ在庫の1/4も登録できていません。

オンラインショップという形になっていますが、実際には店頭にお越しになられるお客様の方が圧倒的に多いので、基本的には在庫一覧みたいなものとして考えています。

もし、遠方の方の目に留まるようなことがあれば、それはそれで嬉しい限りなのですが。